抗がん剤その1 アルキル化剤9 − ラニムスチン

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ニムスチンと同様、ニトロソウレア(ニトロソ尿素)系に属する薬品で、多発性骨髄腫、慢性骨髄性白血病、悪性リンパ腫などに用いられます。また、分子量が小さいため血液脳関門を通過しやすく、脳腫瘍の治療にも用いられます。

副作用としては、治療を開始して1ヶ月〜2ヶ月後に骨髄の働きへの阻害が起きやすく、そのため感染症や貧血に注意が必要になります。また長期に渡って使用すると、まれに白血病や骨髄異形成症候群などを引き起こす場合もあります。

一般的な副作用としては、肝機能検査値の上昇、消化器系への影響による吐き気や嘔吐、食欲不振、他に頭痛やめまい、全身倦怠感、腎機能の低下などがみられます。

本薬品は、前述のように骨髄の働きへの阻害や肝機能、腎機能への影響が強いため、感染症にかかっている人や肝機能、腎機能に障害がある人には使用されません。

抗がん剤その1 アルキル化剤8 − メルファラン

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ナイトロジェン・マスタード(マスタードガスの誘導体)の化学構造を変化させて作られた薬品で、多発生骨髄腫の治療に最も多く用いられますが、骨髄機能への障害が強く出る特徴があり、その特性を逆に利用して、造血幹細胞移植の前処置としてがん細胞や骨髄細胞を破壊するためにも利用されます。

また、甲状腺がんや乳がん、悪性黒色腫に用いられることもありますが、その場合は保険適用外となるので留意が必要です。

副作用としては、前述のように骨髄の働きへの阻害が強いため、感染症や貧血には特に注意が必要で、まれに、間質性肺炎や重度の肝障害をおこすこともあります。

一般的な副作用としては、消化器系への影響による吐き気や嘔吐、他にめまい、脱毛、発疹、口内炎などがみられます。

本薬品は、重度の骨髄障害がある人や感染症にかかっている人、本薬品に対して重度の過敏症をおこしたことのある人には使用されません。
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