抗がん剤その3 植物アルカロイド2 − エトポシド

スポンサードリンク
北米を原産とするアメリカミヤオソウという植物の根茎から抽出した結晶性成分であるポドフィロトキシンを原料として開発したトポイソメラーゼ阻害剤で、開発後40年以上に亘って使用されている比較的古い部類に入る抗がん剤です。

特徴的なのは、イリノテカンがトポイソメラーゼ1に作用するのに対し、トポイソメラーゼ2に作用することで、トポイソメラーゼ2の複合体を形成してDNAの再結合を阻害し、DNAを複製できなくすることで抗がん作用を発揮します。

注射剤と内服剤があり、悪性リンパ腫、小細胞肺がんなどではどちらも用いられますが、他に注射剤は、急性白血病、膀胱がん、絨毛がん、精巣腫瘍、小児固形がんなどに用いられ、内服剤は、子宮頸がんなどに用いられます。

一般的な副作用としては、脱毛、倦怠感、発熱、発疹、吐き気や嘔吐といった症状が見られますが、抗がん剤の中でも骨髄の働きへの障害を起こしやすく、感染症、間質性肺炎などを引き起こすこともあるので注意が必要です。

また、まれにですが、肝中心静脈閉塞症を引き起こし、腹水がたまって肝機能の急激な悪化をまねくこともあります。本薬品は、骨髄障害のある人や、本薬品によって重い過敏症を起こしたことのある人には使用されません。
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。