抗がん剤その2 代謝拮抗剤17 − クラドリビン

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ペントスタチンと同様、主にヘアリーセル白血病に使用される抗がん剤で、メルカプトプリンと同じプリン代謝拮抗剤に属する薬品ですが、数ヶ月に及ぶペントスタチンの治療期間より短い期間の投与で済むことが、この薬品の特徴です。

ヘアリーセル白血病に対してペントスタチンとほぼ同等の効果があり、特に欧米型と呼ばれるタイプの症例に対して高い奏効を発揮することが確認められていますが、反面、それ以外のタイプの症例では、若干効果が落ちることも報告されています。

ヘアリーセル白血病以外では、他の薬品で効果を得ることができなかった低悪性度非ホジキンリンパ腫や、濾胞性B細胞性非ホジキンリンパ腫、マントル細胞リンパ腫などにも使用されますが、骨髄の働きへの阻害による免疫不全により、敗血症や肺炎などの感染症を起こすことがあるので注意が必要です。

その他、一般的な副作用としては、頭痛、発疹、吐き気や嘔吐といった消化器系への影響によるものが比較的多く見られ、重大な副作用としては、間質性肺炎、消化管出血、四肢の麻痺などの神経障害などを引き起こす場合もあります。

本薬品は、本薬品によって重い過敏症をおこしたことのある人には使用されません。
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