抗がん剤その2 代謝拮抗剤16 − ペントスタチン

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アスペルギルス・ニデュランスという糸状菌からつくられる抗がん剤で、メルカプトプリンフルダラビンといった薬品と同じプリン代謝拮抗剤に分類され、細胞内の核酸の代謝に関わる酵素であるアデノシンデアミナーゼの働きを抑制することで抗腫瘍効果を発揮します。

成人T細胞白血病や、慢性リンパ性白血病といったリンパ系腫瘍に大きな効果を発揮することが認められていますが、中でも、ヘアリーセル白血病に対しての奏効が高く、症状を大幅に軽減して長く維持できるのが大きな特徴となっています。

一般的な副作用としては、吐き気、嘔吐、食欲不振といった消化器系への影響によるものの他に、頭痛、発熱、倦怠感、肝障害が比較的多く見られ、結膜炎、皮膚炎などが見られることもあります。

また、腎不全や溶血性尿毒症症候群といった重度の腎障害、骨髄の働きへの阻害による感染症や貧血などを引き起こす場合がありますので、注意が必要です。

本薬品は、腎不全の人、水痘や帯状疱疹にかかっている人、本薬品によって重い過敏症をおこしたことのある人には使用されません。
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