抗がん剤その2 代謝拮抗剤11 − カペシタビン

スポンサードリンク
ドキシフルリジンおよびフルオロウラシルのプロドラッグで、投与後、小腸から吸収されて肝臓でドキシフルリジンに変換され、さらにフルオロウラシルに変換されて、抗腫瘍効果を発揮する薬品です。

ドキシフルリジンより血中の濃度が高く持続時間が長いとされているため、ドキシフルリジンであまり効果のなかった腫瘍に対して高い効果が期待され、特にアメリカでは乳がんに対する有効性が認められたことから、経口剤として注目されるようになっています。

乳がんの他に大腸がんやすい臓がんに用いられますが、下痢や腸炎といった消化器系への影響や、骨髄の働きへの阻害、また重大な副作用として心筋梗塞、肝障害、腎障害を引き起こす場合があります。

また、本薬品に特徴的な副作用として、手足の末端部に知覚過敏や痛みがあらわれることもあります。

本薬品は、本薬品に対して重度の過敏症をおこしたことのある人や重度の肝障害、腎障害のある人には使用されません。